USBに疲れたので、しばし休息。
液晶と言ってもモジュールではありません。
駆動装置の全く付いていない液晶パネルです。
参考までに、
マイコンは MC6809 では、ありません。
液晶ドライバ付きマイコン MC9S08LCxx
MC9S08LCxxは、液晶パネルを駆動する能力のあるマイコンです。
マイコンの表示装置というと、LCDモジュールと呼ばれる駆動装置つきの部品が使われたりします。
駆動装置が付いているので、結構消費電力を減らせません。
このマイコンは、液晶ドライバも内蔵しているため、余分な消費電力を抑えることができます。
何よりも、必要の無い時には表示そのものを止めることだって出来ます。
外付け部品が少ない
このサンプルアプリケーションの特徴は、外付け部品が少ないということです。
写真には、電源部の電解コンデンサぐらいしか写っていません。
良く見ると変換基板上にチップコンデンサが3つ搭載されているのがわかると思います。
ユニバーサル基板の裏面には、LCDの電源を作るためのチャージポンプ用チップコンデンサが4つ並んでいます。
外付け部品は、それだけです。
液晶を駆動するためのクロックは、マイコンの内蔵発振器が作ります。
LCDの1/3バイアス駆動電圧は、マイコンの内蔵チャージポンプが外付けコンデンサを使って作ります。
このように、マイコン内部で必要な電圧や信号を作り出しているので、外付け部品を減らすことが出来ます。
液晶パネルについて
このマイコンは、出力波形のデューティーを STATIC, 1/2, 1/3, 1/4 から選ぶことが出来ます。
このアプリケーションで使用した
ダイセン電子のLCDP61は、 1/3 デューティーで動作しています。
また、このマイコンは、フロント・プレーン(FP)を最大40まで駆動することが出来ます。
このパネルのフロント・プレーンは、20しかあり