PSoC Creator でも GitHub がしたい (3) [PSoC]
前回まで、 PSoC Creator のワークスペースを GitHub のリポジトリとして保存する方法について調べてきました。 今回は、保存したリポジトリを参照して、ローカルリポジトリにワークスペースを再現し、 PSoC Creator から使ってみます。
リポジトリの場所を確認する
まず、リポジトリの場所を示す URL をクリップボードにコピーします。 GitHub の WEB ページ(ここでは https://github.com/noritan/Design109_3p0_3 )に行き、右下あたりにある "SSH clone URL" の "copy to clipboard" ボタンをクリックします。 これで、リポジトリの場所を示す URL が、クリップボードにコピーされました。
Git Gui で、リポジトリのコピーを作る
次に新たに Git Gui を開きます。 Git Gui は、一つのリポジトリを扱う事しかできません。 そのため、別のリポジトリを操作しようとするときには、別の Git Gui を開きます。
Git Gui が開いたら、 "Clone Existing Repository" をクリックして、 GitHub に存在するリポジトリをローカルリポジトリにコピーする準備をします。
このダイアログでは、リポジトリのコピー元とコピー先を指定します。 まず、クリップボードに入っているコピー元の情報を Source Location にペーストします。 次に、 Target Directory に新たにローカルリポジトリを作成するディレクトリを指定します。
この例では、 Git がデフォルトで使用するホームディレクトリの "git" というディレクトリに "Design109_3p0_3" というリポジトリを作成しています。 指定し終わったら、 Clone ボタンをクリックして、リポジトリのコピーを開始します。
コピーが終わったら、 Git Gui のウィンドウが開きます。 まだ、リポジトリをコピーしただけの状態なので、変更箇所は一切なく、何も表示されていません。
PSoC Creator で開いてみる
ここで作成したローカルリポジトリは、ワークスペースそのものでしたので、 PSoC Creator から直接開くことが出来ます。 PSoC Creator からプロジェクトファイルを指定して開きます。
開いたプロジェクトは、そのまま Build して、プログラムもすることができます。 これで、 GitHub に登録されたプロジェクトをローカルなワークスペースで使用する事が出来るようになりました。
参考文献
関連文献
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- 作者: 古平 晃洋
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2012/10/23
- メディア: 単行本
トランジスタ技術増刊 基板付き体験編ARM PSoCで作るMyスペシャル・マイコン 2013年 12月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2013/11/21
- メディア: 雑誌
開発編 ARM PSoCで作るMyスペシャル・マイコン (トライアルシリーズ)
- 作者: 圓山 宗智
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2013/12/24
- メディア: 単行本
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