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PSoC 4 を MDK-ARM で使いたい (4) [PSoC]このエントリーを含むはてなブックマーク#

MDK-ARM のスプラッシュ

お待たせしました。 今回から MDK-ARM での操作が始まります。

オプション設定

プロジェクトのオプション

まず、最初に行うのは、プロジェクトのオプションを整える事です。 メニューの "Project" → "Options for Target..." を選択して、ダイアログを開きます。


Device タブ

"Device" タブを開くと、 CY8C4245AXI-483 が指定されているのがわかります。

デバッグハードウェアを設定する

デバッグハードウェアの選択

次に "Debug" タブを選ぶとデバッガの設定画面が開きます。 左半分がシミュレータを使用する時の設定で、右半分が実物を使う時の設定です。 右側のドロップダウンリストから "Cypress MiniProg3/KitProg v3.3" を選択します。


設定ダイアログの呼び出し

そして、ドロップダウンリストの右側にある "Settings" ボタンをクリックして設定ダイアログを開きます。


KitProg 設定ダイアログ

このダイアログでは、 KitProg の指定と設定を行います。 CY8CKIT-042 PSoC 4 PIONEER Kit が PC に接続されていれば、自動的に認識されて "S/N" に表示されます。 ここでデバッガに使用される KitProg は、設定項目がほとんどありません。 右端に内蔵 Flash メモリにファームウェアをダウンロードする際の振る舞いを定義できるようになっていますが、すべてチェックしたままにしておきます。

設定が終わったら、 "OK" をクリックします。

Flash の書き込み設定

Utilities タブの設定

次は、 "Utilities" タブをクリックします。 このダイアログの上半分では、内蔵 Flash への書き込みをどのように行うのかを指定します。 Flash への書き込みには、デバッガをそのまま使います。 必要なのは、 "Use Debug Driver" をチェックする事だけです。

この Flash への書き込み設定ですが、 "Use Target Driver for Flash Programming" を選んでいたはずなのになぜか "Use External Tool for Flash Programming" に切り替わってしまう事があります。 その時には、 Flash への書き込みに失敗しますので、このオプション項目を設定し直して、再度書き込んでみてください。

以上で最低限のオプション設定は完了しました。 "OK" ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

プロジェクトを Build する

Build ボタン

デバッガの設定ができたら、 "Build" ボタンをクリックして、プロジェクトを Build します。

Flash に書き込む

Download ボタン

Build できたら、次は Flash への書き込みです。 MDK-ARM の場合、 Flash への書き込みは "Download" と呼ばれています。 "Download" ボタンをクリックすると、 Flash への書き込みが始まります。


書き込み完了

書き込みが完了したら、 "Build Output" に "Programming Succeeded" と表示され、正常に書き込みが行われた事がわかります。 CY8CKIT-042 PSoC 4 PIONEER Kit の赤い LED の明るさが緩やかに変化しているのが観測されます。

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